幻の限定芋焼酎、千鶴の玉乙女を飲んでみたので口コミレポート

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今日は思わず、ジャケ買いならぬ、ラベル買いをした神酒造の芋焼酎、千鶴の玉乙女を飲んでみたので、さっそくレポートしていきますよ。

幻の芋焼酎、千鶴 玉乙女ってどんな焼酎?

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神酒造×酒のキンコーのコラボレーション企画による限定焼酎。

使用されているさつま芋品種、「玉乙女」は芋焼酎に一般的に使用される「黄金千貫(コガネセンガン)」の2倍以上の価格となる高級品種で、過去、焼酎の原料として使用されたことは数えるほどしかない、“幻の芋”です。

プレスリリース

プレスリリースの記事公開日は2013.11.06となっていますが、ラベルが同じなので、今回私が飲んだものと同じ焼酎だと思います。

神酒造と酒のキンコーのコラボレーションといえば、焼き芋焼酎の千鶴 焔(ほむら)が有名ですが、この千鶴 玉乙女は第二弾ということになるのでしょうか。
神酒造といえば、以前の記事もおすすめです→ 芋焼酎● 千鶴 焼き芋焼酎を飲んでみた。を読んでみる

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何度見ても、ラベルがラブリーでかわいらしい!!

赤やピンク色が使われていて、大和撫子と桜と、鶴のイラストが描かれています。
桜が描かれていると春や、お花見を連想させますね。

焼酎の千鶴には、ラベルに鶴が描かれていることが多いのですが、これは蔵元がある九州、鹿児島県高尾野町のお隣り、出水市には、鶴の飛来で有名な土地だからでしょうか。

ラベルに書かれている風光明媚【ふうこう-めいび】とは、自然の眺めが清らかで美しいことや、そのさまを表す四字熟語。「風光」は自然の眺めや景色、「明媚」は清らかで美しいさまという言葉なのだそう。

幻の芋焼酎、千鶴 玉乙女ってどんな味?

ラベルを見たあとに気になるのは、その味。
しかも、高級品種で、幻の芋となれば期待も高まります。

封をあけた瞬間から、柔らかくて上品な甘い芋の香りがします。

まずは、お湯割りで飲んでみます。

お湯割りにすると、直に香りをかいだときに比べて、華やかな香りになります。
島美人をバランスのとれたベーシックな甘さとして考えると、千鶴 玉乙女は、香りがふわりと広がる華やかな甘さです。

使用麹は、ガツンとくる濃い味の黒麹ですが、フローラルのような香りは黄麹のようにも感じられますね。この黒麹と黄麹の中間のようなバランス、好きです。

お湯がすこし冷めてくると、甘さが落ち着いてきます。
口に入れた瞬間は広がるけれど、後味がすーっと引いていく感じ。

玉乙女の芋の上品な甘さの香りを楽しみたいのなら、お湯割りが一番おすすめですね。

お次は、ロック。

氷をたっぷり入れたグラスに焼酎をそそぐと、お湯割りのときに感じた華やかな香りが大人しくなります。飲んでみて「あれ?ロックにするとおしとやかな味なのかしら?」と思っていたら、口の中であとから香りが追いかけてきます。香りもお湯割りに比べると爽やかな香りになりますね。

氷がとけてくると、焼酎となじんで軽い雰囲気のお酒になり、すいすい飲める味になります。香りが少なくなるので、ちょっと個性が少なくなってしまうかも。

最後は、焼酎の熱燗。

しかも、今回は前割り(前もって(前日に作っておくとが香りがまろやかになっておすすめ)水と焼酎を割っておいて、それを熱燗にする)でなく、焼酎のみを直にじっくり加熱します。
そう、芋焼酎のアルコール度数25%を、そのままストレートで熱燗にしちゃいます!!

ひゃっほう、いってみましょう!!!!!

熱燗にすると、お湯割りのときよりもさらに、芋の香りが立ちますね。
ストレートで作る焼酎の熱燗は、日本酒よりアルコール度数も高くなるので、味、香りともにすごく強くなります。

ですが、後味は口や、舌の上でべたつく甘さではなく、ほのかな甘さが香ります。

加熱により多少、アルコールがとんではいますが、ストレートで燗にしているので、お水を飲むこともお忘れなく!

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商品名    : 千鶴 玉乙女 25度
原材料    : さつま芋・米麹(国産米)
容量     : 1,800ml
麹      : 黒麹
種類     : 芋焼酎
アルコール度数: 25度
蒸留方法   : 常圧蒸留
酒造元    : 神酒造株式会社
所在地 : 鹿児島県出水市高尾野町大久保239番地
TEL : 0996-82-0001 / FAX:0996-82-0002
創業 : 明治5年

風光明媚という言葉がぴったりのラベルも味も美しい、おいしい焼酎です。

ごちそうさまでしたー!!

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