近所の小学校のそばの道を歩いていたら、学校に咲いた満開の桜を眺めることができて、あぁ、入学式の季節になったんだなぁ、って思ったよ
ちょっと風が強くて、桜が舞っていたのも、綺麗なのさ
風が冷たいせいで、今年の桜は長持ちしているのかな
でもお湯割りのおかげで、朝晩の冷えを感じない、ななぴょんです
さて、今日は「だんだん」っていう芋焼酎を手に入れたので、飲んでみるよ
いろいろなお店やデパートで焼酎チェックをしているななぴょんだけど、最近この「だんだん」を売っているところがないんだよね。
久しぶりの出会いなのさ
島美人・黒島美人とおなじ蔵元、長島研醸の「だんだん」
ずいぶん前に、デパートのお酒売り場で「だんだん」を見かけて買ったときは、白い紙に黒い文字で「だんだん」って書いてあった気がするんだ
今回手に入れた「だんだん」は黄色い紙のラベルだよ。
たぶん、「長期貯蔵」っていうところが、前とは違うんだと思う
「だんだん」は「さつま島美人」、「さつま黒島美人」と同じ酒造メーカー、長島研醸が作っているのさ
「さつま島美人」は、関東地方、東京近辺の酒屋さんなら、わりとどこでも手に入る芋焼酎だよね
お湯割りがおいしい芋焼酎、さつま島美人。
さつま島美人は白麹。
でも、この「だんだん」は黒麹なのさ
どんな味がするのか楽しみだね
さっそくお湯割りで飲んでみよう
芋焼酎、だんだんをお湯割りで飲んでみた
香りは控えめかな。
お湯割りに合いそうな、優しい香りがほのかに漂う
ひとくち、口にするとね、まず、まるで蜜のように甘くてとろっとした味が、口の中にドンっと入ってくるんだ
この芋焼酎の甘さは大好きだーーー
それでいて、この甘さがスーッと消えていく。
キレがいい味になっているんだ
ちょっとはかない感じの、芋の甘さなのさ
それでいて、黒麹の力強さを感じながらも、フェイドアウトしていく感じがとっても面白いのだ
黒麹の芋焼酎って、味の個性が強いものが多いんだけど、こんなにキレが良くてさわやかに引いていく、黒麹の焼酎ははじめてかも
黒麹の新しい一面を見た、そんな感じがしたよ。
お湯割りで、少しずつ口に含んで楽しむ焼酎だと思うよ
ちびちびと飲むのが、「だんだん」のおいしさを堪能するコツなのさ
あとね、この芋焼酎のうれしいところは、どんなおつまみにも合うところなんだ
料理との相性が良くて、食べながら飲んでも、焼酎のうまさが変わらないのさ
今日はいろいろなおつまみがあって、いろいろ試すことができたよ。
お刺身や、鶏ささみの梅しそ巻、あと、芋焼酎なのにハーブポークソテーを作っちゃったんだけど、どれもこの芋焼酎「だんだん」を飲みながら食べたら、おいしかったよ
あっさりしたものでも、味が濃いものでも、脂っこいものでも、どれと一緒に食べても、「だんだん」の芋焼酎の甘さは変わらないんだ
安定した味の芋焼酎って印象で、懐の深さを感じたよ
ゆっくり飲んでいると、少しお湯割りが冷めてくる。
そうすると、甘さが抑えられてしまう。
その代わりに、しっかりした黒麹の、ずっしりとした雰囲気の焼酎に変わってくるんだ
時間が経つと温度が下がり、それにともなって味が変化していく。そんな一面も楽しめる芋焼酎だよ
「だんだん」は、さつま島美人と同じ蔵元の長島研醸だけど、さつま島美人とは全然違う味の印象だったよ
あえていうなら、さつま島美人のもつ芋の甘さを、ギュッと濃縮したような感じかな
本格焼酎の旨さや優しさはもちろん、口に含んだときの甘さ、そして、あとで黒麹のコクが強くなっていく変化が楽しめる、そんな芋焼酎だね
ななぴょん今夜の一本は「だんだん」でした
原材料 | さつまいも、米麹 |
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使用麹 | 黒麹 |
蒸留法 | 常圧 |
アルコール度数 | 25% |
蔵元名 | 長島研醸 |
内容量 | 720mL |